参加しました。第33回大田原マラソン 10km 2023年11月23日開催
11月も残り1週間足らずですが、20度を超える暑い日があったり、天候が落ち着かないですね。
そんな中、大田原マラソン10kmに参加してきました。
フルマラソンは制限時間4時間、一般ランナーでも個人で調製したドリンクを給水所に置けるなど、シリアスランナー向けの大会として知られています。
参加者数が限られているので参加者にはメリットが多い大会ともいわれています。
スタート地点は市内の美原公園陸上競技場(DI STADIUM)JR駅から少し離れていますが、駅からバス輸送がありアクセスはよいとのこと。
私は前泊して自動車で会場隣の駐車場(大会用特設駐車場)に停めました。十分な駐車スペースが用意されていたので、特に問題なくスタート時間を迎えられました。
種目はフルマラソンと10kmの2種目。スタート時間はフルマラソンは10:00、10kmは10:40で朝もゆっくり準備できます。
フルマラソンに比べ、10kmは参加者も少なく、ストレスフリーな大会でした。
今回はランニングしながら、動画撮影もしましたので、その様子は下記よりご覧ください。
この夏のトレーニング
夏のトレーニング ~低酸素トレーニングジムへ行ってみた~
今年の夏は暑いですね。連日の猛暑日で最多日数を更新中とか。
マラソンを趣味にしている皆さんは、昨年秋から各地で大会も開催し始め、この秋以降が本格復帰を目論んでいたりしてますよね。
でも、連日の暑さ。。。さすがにこの暑さの中、外ではとても走れない。。。
秋の大会が遠のいていってませんか?
今年の秋の大会への目標が揺らぐ
私も、昨秋くらいからハーフマラソンの大会に復帰していますが、3年も大会に参加できなかったのでペースも上がらず、すっかり旅ランとなってしまいました。
そろそろペースを上げて記録を狙うか、このまま健康維持のためのランニングに切り替えるか春先は迷っていました。
ここへきてこの暑さ。。。
この秋も、また、旅ラン。。。そんな言葉が脳裏をよぎる。。
このままではいけない。一念発起
3年のコロナ禍で単に大会に出られなかったという感覚が鈍るというだけの問題ではなく、年齢も上がっていくので、負荷の高いトレーニングをしてこなかったツケは大きい。。ここでコロナ禍前の状態に戻すには効率的なトレーニングをしていかないと、負荷だけ高めると故障するだけですからね。
そんな思いに刺さったのは低酸素トレーニング
オリンピックに出るマラソン選手とかが、国内だと菅平とか御岳、海外だとボルダーとかで高地トレーニングをして心肺負荷を高めてトレーニングするなんて話は聞いてますよね。夏場の避暑を兼ね、お盆休みにそんな高原にでも行って優雅にトレーニング三昧なんてやってみたいんですが、数日間しか行けないし、往復する時間かかるし、あこがれても現実的ではないんですよね。
そんな折、近所に低酸素トレーニングジムがあると知り、入会キャンペーンでお試しをしてきました。大体、その日に入会すると、入会金が無料とか、1か月会費無料などで初期費用が掛からないのでとりあえずは気軽に始められます。
お盆休みに高原に行ってかかる費用を考えると、数か月分の費用にはなるし、自宅から通えるし、○○〇ザップとかの低価格ジムと比べたら高いですが、低酸素環境でトレーニングできるのであれば、コスパもよいかと。
ということで、この夏は、低酸素トレーニングジムで頑張って汗を流しています。
ランニングデータをまとめてみる 7
週ごとのデータ推移
前回まで月ごとの走行距離を前年と比較できるようなグラフにするまとめ方を記事にしてきました。同じ季節感の中で走行距離に差が出ているかを比較し、日々のトレーニング計画に反映させることに役立てられると思います。
続いて、週ごとにデータをまとめて先週と比較したり、数週間の推移を比較できるようなグラフにまとめていきたいと思います。
これまで作成してきたデータテーブルです。
週集計をするときは、Week列のラベルを使います。
前回までの月データ集計と同様に、sumif関数を用いて集計をします。
すなわち、書式はSumif(範囲,検索条件,合計範囲)でしたので、
Sumif(テーブル1[Week],Weekラベル,テーブル1[Distance])
です。
Week | Distance |
0 | 110.02 |
1 | 67.22 |
2 | 68.17 |
3 | 76.47 |
4 | 89.92 |
5 | 95.46 |
このような感じで表を作成します。
Excelで上記集計したテーブルをグラフにすると、Weekが固定されて、第5週目以降の走行距離が表示されません。5週間にわたっての推移を表示するようにして最新週を右端で表示できるようにしたいと思います。
まずは、5週間のグラフを作成します。
グラフ表示のために必要なデータを確認します。
現状はこのように選択範囲が固定されています。今週から4週間前までの5週間を選択範囲にするように変えていきます。
週番号はWeeknum関数で求めましたので、
今週は、Weeknum(Today(),21)
Today()は、今日の日付を求める関数です。
上記集計表の5行分を日付に合わせてずらして選択するということになります。
このように基準のセルから一定値をずらす場合に使える関数は
offset関数(基準セル,行の移動数,列の移動数,行選択範囲,列選択範囲)
グラフの系列、軸ラベルとも範囲選択となりますが、offset関数で範囲を選択することが可能です。
行の移動数をWeeknum関数で求められるWeekラベルとしたいので、基準セルは上記週集計表のWeek列『0』のセル、行の移動数は、Weeknum(Today(),21)-4,列の移動数は0,行選択範囲は5、列選択範囲は1
例えば、今週が第25週目とした場合、行の移動数が25-4で第21週目の行となり、そこから行選択範囲が5行分なので、第25週目の行までが選択範囲となるということになります。
この関数をグラフの軸ラベルの範囲に入力したいのですが、関数を入力できません。
そこで、『名前』に関数で表す範囲を登録します。
メニューバーの数式の定義された名前というグループの中に名前の定義というものがありますので、軸ラベルに入力する値を定義します。
とりあえず名前は『項目』として
参照範囲にoffset(Week列の第0週目のセル,Weeknum(Today(),21),0,5,1)
を入力します。なお、2段目の範囲には、集計表が入力されているシートを選択してください。
走行距離についても同様に名前を定義しておきます。
そして、グラフの軸ラベルの範囲に、
というように、シート名!『名前』を入力します。
系列の範囲についても同様に定義した名前で範囲を設定すれば、グラフが週ごとに変化していきます。
ランニングデータをまとめてみる 6
リストによる選択
日々のトレーニング結果を集計するのであれば、シューズをどれだけ使ったかを管理する方は多いと思います。
日々のデータ入力の時にシューズの名前を毎回手入力するのは手間だと思います。
シューズは購入したものを使うので予め入力する名前は決まっています。
そういう決まったものから選択するというのであれば、『ドロップダウンリスト』というものを使うのが良いと思います。
リストの作成
まずは、手持ちのシューズリストを作ります。
既に何kmか走っているものもあるかと思いますので、シューズ名と走行総距離、初期値が入力できるようにします。
こんな感じになります。
シューズリストの登録
このリストを入力データ表のシューズ列に選択肢となるように登録します。
メニューバーのデータからデータツールの中のデータの入力規則を選択します。
現れたウィンドウの中でリストを選択し、シューズリストの範囲を選択します。
これで、データ入力の時シューズはリストから選択できます。
ランニングデータをまとめてみる 5
データを整理する
下準備が整ってきました。
まずは、走った距離を月ごとにまとめることから始めます。
条件を満たすもののみを加算する関数 Sumif関数
書式はSumif(範囲,検索条件,合計範囲)
このDistance列の値を月別で合計して表にしてみます。
2023 | 2022 | |
1月 | 93.35 | 348.88 |
2月 | 0 | 309.89 |
3月 | 0 | 330.06 |
4月 | 0 | 323.11 |
5月 | 0 | 310.14 |
6月 | 0 | 289.14 |
7月 | 0 | 227.39 |
8月 | 0 | 291.63 |
9月 | 0 | 317.01 |
10月 | 0 | 263.18 |
11月 | 0 | 292.55 |
12月 | 0 | 366.49 |
前年結果と比較できるように2年分のデータを併記しています。
このような結果になることを目指します。
前回月のラベルとして日付に対してMonth列を作成しました。
Sumif関数で、範囲はラベル列になります。テーブル1のMonth列なので、テーブル1[Month]
検索条件は各月の値になります。2022年1月は202201、12月は202212、2023年1月は202301、・・・12月は202312
合計範囲はDistance列なので、テーブル1[Distance]
検索条件のラベルを作る必要があるのですが、表を見ると距離上端に年、左端に月を書いているのでこれを組み合わせてラベルを作成します。テーブル1で月ラベルを作成したのと同様で、
2023のセル&Text(1月のセル,"00")で202301
になります。このとき左端の月ラベルは1月と表示されていますが、セルへの入力は1として表示を1月となるようにします。
入力されている数字の後に”月”をつけて表示させるには
セルの書式設定でこのように設定します。
セル値としては1などの数値なのでText関数でセル値は1などの数値が使われます。
ということで、2023、2022の下にはそれぞれの年の各月の合計距離が表示されます。
この表を選択して縦棒グラフとすると
月別走行距離のグラフとなりました。
ランニングデータをまとめてみる 4
複数年カレンダーで週データのずれを修正する
関数も取り入れカレンダーを作っているようですが、データをまとめるための基本的な枠づくりのようなものです。
しばらくお付き合いください。
複数年とした場合の問題点
さて前回週データを集計するためにその日が第何週目かを求める関数を導入したのですが、年の変わり目で元に戻る(つまり52週目の次が1週目になる)ので、年末から年始にかけて集計がずれたり、複数年データを積み重ねていくと、複数年にわたってデータが足されたりしてしまうことになってしまいます。
このように2023年の1月2日からの週のデータと2024年1月1日からのデータが1週目ということで1週目データとして区別なく加算されていくことになります。
これを連続した週目としてカウントできるようにするには、週データに52×([年]-[基準年])を加えます。
要するに2023/1/1は第0週目、2023/1/2からの週は1週目、2023/12/31は第52週目、2024/1/1の週は53週目いう感じです。
しかし、上記のように、1月1日が月曜日以外の場合に、1/1からその週の日曜日までがずれることになります。
問題点を解決するには
ここで、この値を修正するため条件により計算結果を変えるという関数を導入します。
条件に合致するかどうかで結果を変える関数 if関数
書式はIf(論理式、真の場合、偽の場合)
関数で求める値で表現すると、日付のWeekNum関数の結果が52で、Month関数の結果が1の場合は、
真の場合:52*(YEAR(A2)-2024)と偽の場合:52*(YEAR(A2)-2023)から
変更する必要があります。
L列が修正後になります。こちらには、
=IF(AND(MONTH(A2)=1,WEEKNUM(A2,21)=52),
WEEKNUM(A2,21)+52*(YEAR(A2)-2024),WEEKNUM(A2,21)+52*(YEAR(A2)-2023))
という関数が入力してあります。
ランニングデータをまとめてみる 3
前の記事では、Excelシートに関数を導入することを試みました。
今回も日付に関する関数について記事にしたいと思います。
月ごと、週ごとのデータをまとめる準備
月間データや週間データにまとめることで、トレーニングの傾向を表すことができ、トレーニング量が多すぎれば、少なくしたりとトレーニング計画の調整へとつなげることができます。
そのためには、トレーニングした日が〇月であったとか第△週目だったとかがわかると同じ月や週で集計し、推移や比較することで傾向をつかむことができるようになります。
月の集計
日付から月を求める関数 Month関数
書式はMonth(日付《が入力されたセル》)
です。
日付が入力されたセルを()内に記入し、(ここではK8セルにA8セルの日付の月を求める関数を入力)
A8セルが1月の日付なので、K8セルの値は1になります。
ここで1年ごとにワークシートを更新するのであれば、同じ値となる数値は1つなのでこれでもよいのですが、複数年を同じシートに記入し、年比較するなどもあると思います。そんなときは、年も併せて数値とすればよいです。
日付から年を求める関数 Year関数
書式はYear(日付《が入力されたセル》)
です。
Year関数とMonth関数で求めた値を連結するには、間に”&”を入れて記入すればよいです。
更に、連結するのであれば、A8の日付であると”202301”のようになっていれば桁も揃えられよいかと思います。
桁を揃えるための関数 Text関数
書式はText(整える数値,表示方法)
です。
今回は月を2桁表示したいので桁数分0を並べて、
Text(Month(A8),"00")
となります。
これで、月ごとの集計をする準備ができました。
週の集計
続いて、その週で集計するときの準備です。
日付から第何週目かを求める関数 WeekNum関数
書式はWeeknum(日付《が入力されたセル》,週の基準)
週の基準とは、週の始まりの曜日を指定するものです。詳細は、Microsoftのサイトを参照願います。
今回はマラソン開催日が日曜日の場合が多いので、月曜が始まりで日曜が最終日となるように2を選びますが、1月1日を含む週が第1週目になるため、1月1日が月曜日以外の場合は第1週目に前年度のデータを含むとなるので、その場合は、週の基準を21とします。
2023年は1月1日が日曜日でしたので、1月1日は2022年の52週目、1月2日からが2023年の1週目となります。
このままですと複数年にわたって入力した場合、1年後(52週後)に同じ週目が発生して集計に問題が生じます。
1年後は53週目から始まるようにするようにします。
とりあえず、翌年第1週の月曜日以降に52週分を足します。
これで、その日が第何週目かを示すことができました。