over50marathoner’s blog

食と農への関心事。試行錯誤しながら手作りしてます。パン作り・自家製酵母・野菜栽培

【潜入実録】再開!よこはま月例マラソン

よこはま月例マラソン

毎月第3日曜日の午前開催で今回473回という月例マラソン大会の『老舗』とも言える本大会。詳細はこちらのリンク先を参照願います。↓

yokogetsu.jimdofree.com

 

過去に台風で1回だけしか中止にならなかった大会でも、今回のコロナ禍には抗することができず、3月から6月まで中止されていました。

緊急事態宣言が解除された後もこのところの感染者数の増大の傾向もあり、再開とはいえランナーとして安心して参加できるものか気になるところが多いですよね。

実際に参加してどんな運営がされているのか体感してみることとしました。

大会概要

開催場所

開催場所は、新横浜の横浜アリーナの裏手、鶴見川の堤防に設けられた新横浜駅前公園

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よこはま月例マラソン会場
当日受付で参加

受付は当日の朝7:50から10:00まで。初めて参加する場合でも事前登録とかなく、当日会場に行って登録用紙に必要事項に記入し、1500円払って個人のバーコードとゼッケンを受け取れば完了(参加費1000円+ゼッケン・バーコード発行料500円)。ただ、今回は、初参加者の受付は参加人数が把握できないということで受付されませんでした。2回目以降の参加者は、初回渡されたバーコードをもって1000円払えば受付完。

通常8:30が第一種目のスタートです。今回は、新型コロナウイルス感染症対策として額の部分で体温計測をされました。

種目

種目は、1km、3km、5km、10km、20kmの5種目。20kmは熱中症対策のため6月から9月は中止。10kmも同様に気温と湿度の関係で中止になる場合があります。なお、新型コロナウイルス感染症の影響があるので、今回は1km、3km、5kmの3種目で開催となりました。

参加費1000円を払えば、その日開催の種目に複数参加できます。

出走方法・記録方法

会場で掲示されるスタート時間に初回渡されたゼッケンを前後に安全ピンで留め、ホルダに入れたバーコードを左腰の辺りに安全ピンで留めてスタートラインに並んで走ればOK。実にシンプル。

スタートはガンタイム制。ゴール時点でタイムキーパーの方がタイムスタンプを押しているようです。併せてゴール地点ではビデオでゼッケンを撮影して後日正式タイムと順位がHPに掲載されます。ゴールラインの先でバーコード読み取られ当日のタイム速報に使われています。

しかし、今回はコロナ対策ということで、ソーシャルディスタンスを保って整列し、一人ずつスタートを切るショットガン方式のスタート。

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ショットガン方式スタート

ソーシャルディスタンスを保ってスタートしようとしています。

丁度2人前のランナーが左側の受付の男性にバーコードをかざしています。

スタート直後の様子

スタート直後はショットガン方式の甲斐もあり間隔も空いています。

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スタート直後

といった感じで模索しながらも密集を避ける対策をしてスタート直後の混乱を避ける工夫をしていると思います。

5kmレースの様子

続いてOmiCamで撮影した5kmの出走映像をアップします。

 例によって、初期設定では右斜め前方が正面となっています。360°カメラですのでマウスなどで角度を修正してくださいご覧ください。

 

 

5kmは参加者数も多く、ランナー間で走行時間に大きく差が出るため、遅いランナーほど先にスタートさせるように配慮がされていました。

しかしながら途中からさほど遅くないランナーも並ぶのが嫌なのか、先にスタートしていったランナーが猛スピードで折り返してくるのとすれ違うといった場面にも遭遇しました。

 また、遅いランナーを先に行かせると後半で追い越さなければならない場面に出くわし、走路が少し狭いため少し接近して走っているように見える場面もあります。

ただ、お互い走っているので接近するにしてもわずかな時間ですが。

大会全体の感想

3月から大会が自粛となり5か月ぶりの開催となった本大会ですが、今回はいつもに比べて参加者も少なかったことが功を奏したのか、感染症対策のため運営方法を変えた割に十分対応できていたと思います。

一方で、久しぶりの大会での再会を果たせた喜びからか近寄ったり、少し大きめの声で会話しているランナーも見られたり、種目間の待ち時間に近寄ってきてブツブツと独り言をしゃべっている人もいたり、ランナー側の対応が不十分と言われそうな方も見受けられました。

スタッフの方が注意していたのは、ここでクラスターが発生したら今後の大会が開催できなくなるということ。ランナーは参加するのであればそのことをもう少し心に留める必要があるのではと思います。

少人数の大会であれば、このような対策をして開催される大会も増えてくるかと思います。主催者は開催するためにいろいろ手続きを行って開催にこぎつけていることと思いますので、参加される場合はその点を念頭において参加しましょう。