【ビデオ紹介】自然が残る公園でお手軽トレイルランニング
トレイルランニング
整備されたハイキングコースに始まり、上級者になると岩や木々の根で覆われているようなゴツゴツした山中に分け入って走るイメージを持っているトレイルランニングですが、マラソンを主戦場にしていても夏場のトレーニングとして取り入れている方も多いと思います。山に分け入って走るので、非日常感や旅ランの要素もあり、トレイルランナーも増えつつあると聞いたこともあります。
自然を残した身近な公園へ
一方で本格的な山のコースまで出かけるのは大変という方でも、最近は自然を生かして整備された公園もあり、”トレイルランニングもどき”を身近で体験できる場所があるかもしれません。
先日、坂道トレーニングを紹介する際、『横浜は坂が多い』と言いましたが、
over50marathoner.hatenablog.com
住宅地などに開発せず自然と触れ合える形で整備された公園も多くあります。そんな公園には未舗装の短いハイキングコースとして整備されたところもあり、トレイルランニングコースとしても活用できたりします。
三ッ池公園
三ッ池公園は横浜市鶴見区にある神奈川県立公園です。写真のように神奈川県の桜の名所としても知られており、春にはお花見で特に賑わいます。詳細はリンク先を参照願います。
この公園は近隣住民の散策、ペットの散歩など利用されている散策コースが下記マップの通り2種類あります。
トレイルランニングコースとして活用できるのは、オレンジ破線で示された『森の散策コース』になります。
公園は周囲を丘で囲まれ、中央の谷底には名称の由来となった３つの池があります。池の周囲を巡るのが『水辺の散策コース』、周囲の丘の稜線を登り降りしながら巡るのが『森の散策コース』です。『水辺の散策コース』は舗装された1周1.4kmほどのコースですが、適度なアップダウンもあるのでジョギングコースとしても活用できます。
森の散策コース
百聞は一見に如かず。ということで、例によってOmiCamでの映像紹介。
今回は長めに撮影してきました。1周1.8km程度のお手軽トレイルランニングコースといったところでしょうか。とはいえ、50m程度の高低差があり、高いところからの見晴らしも素敵なコースです。コースはほとんどの部分が木々で覆われていますので直射日光を避けられ、夏場でも朝夕時間を選べば涼しい中でも走れそうです。
一部舗装されていますが、多くは未舗装で砂利であったり、土の凹凸があったりで脚が取られるところもありますので走る際は注意が必要です。また、木々で覆われていたり、カーブも多く、死角もありますから突然の対向者がくることを想定して走るように心がけてください。
本格的なトレイルコースと比べると距離も短く、日々のトレーニングコース的な感じですが、平坦な道で同じ距離を走るよりもアップダウンで筋力を使うし、心拍数も上がります。また、未舗装路で脚捌きが必要になり、体幹を鍛える効果もありそうです。
夏場の暑さを避けながら、短時間で筋力、心肺負荷共に鍛えられそうなコースとして活用できるのではないでしょうか。
