over50marathoner’s blog

食と農への関心事。試行錯誤しながら手作りしてます。パン作り・自家製酵母・野菜栽培

ランニングデータをまとめてみる 3

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前の記事では、Excelシートに関数を導入することを試みました。

今回も日付に関する関数について記事にしたいと思います。

月ごと、週ごとのデータをまとめる準備

月間データや週間データにまとめることで、トレーニングの傾向を表すことができ、トレーニング量が多すぎれば、少なくしたりとトレーニング計画の調整へとつなげることができます。

そのためには、トレーニングした日が〇月であったとか第△週目だったとかがわかると同じ月や週で集計し、推移や比較することで傾向をつかむことができるようになります。

月の集計

日付から月を求める関数 Month関数

書式はMonth(日付《が入力されたセル》)

です。

日付が入力されたセルを()内に記入し、(ここではK8セルにA8セルの日付の月を求める関数を入力)

Month関数

A8セルが1月の日付なので、K8セルの値は1になります。

ここで1年ごとにワークシートを更新するのであれば、同じ値となる数値は1つなのでこれでもよいのですが、複数年を同じシートに記入し、年比較するなどもあると思います。そんなときは、年も併せて数値とすればよいです。

日付から年を求める関数 Year関数

書式はYear(日付《が入力されたセル》)

です。

Year関数とMonth関数で求めた値を連結するには、間に”&”を入れて記入すればよいです。

更に、連結するのであれば、A8の日付であると”202301”のようになっていれば桁も揃えられよいかと思います。

桁を揃えるための関数 Text関数

書式はText(整える数値,表示方法)

です。

今回は月を2桁表示したいので桁数分0を並べて、

Text(Month(A8),"00")

となります。

Year関数 Text関数 値の結合

これで、月ごとの集計をする準備ができました。

週の集計

続いて、その週で集計するときの準備です。

日付から第何週目かを求める関数 WeekNum関数

書式はWeeknum(日付《が入力されたセル》,週の基準)

週の基準とは、週の始まりの曜日を指定するものです。詳細は、Microsoftのサイトを参照願います。

WEEKNUM 関数 - Microsoft サポート

今回はマラソン開催日が日曜日の場合が多いので、月曜が始まりで日曜が最終日となるように2を選びますが、1月1日を含む週が第1週目になるため、1月1日が月曜日以外の場合は第1週目に前年度のデータを含むとなるので、その場合は、週の基準を21とします。

Weeknum関数

2023年は1月1日が日曜日でしたので、1月1日は2022年の52週目、1月2日からが2023年の1週目となります。

このままですと複数年にわたって入力した場合、1年後(52週後)に同じ週目が発生して集計に問題が生じます。

Weeknum年越し不具合

1年後は53週目から始まるようにするようにします。

とりあえず、翌年第1週の月曜日以降に52週分を足します。

これで、その日が第何週目かを示すことができました。

 

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