over50marathoner’s blog

食と農への関心事。試行錯誤しながら手作りしてます。パン作り・自家製酵母・野菜栽培

【シューズレビュ-】Reebok Float Ride 2.0 クッショニング&Fit感抜群の軽量シューズ

クッショニングのいいシューズを求めて

9月となりようやく走りやすい季節となってきました。

本格的にトレーニングを行うために、メニューに合わせたシューズも揃えておきたいところです。これまで、プレート入りシューズについてSaucony Endorphin SpeedZoom Fly 3についてレビュー記事を書いてきました。

プレート入りということで、反発力が強く前に押し出される感覚を感じました。Endorphin Speedは、長めのペース走用として、Zoom Fly 3は、短めのインターバルやテンポ走などで使用していこうかと思っています。

そろそろ街中坂道トレーニングを再開したい

夏場は街中を走るのは道路からの照り返しの強さや車道の排熱などによる気温上昇があり走ろうという気になれませんでしたが、秋が始まり気温も適度となってきたのでそろそろ効果的なトレーニングとして再開していきたいと思っていました。再開に当たり、街中の坂道を走る際の歩道の細かな段差など路面変化への対応性や坂を下る際の衝撃吸収などの機能を持った適切なシューズを選ぶ必要があるかと思われます。足元が不安定となる厚底シューズはこのようなトレーニングコースで走るのは避けた方がいいなと思っていました。

候補はReebokのFloat Ride2.0

そこでこのような用途で用いるシューズ候補として、軽量でプレート入りではなくクッショニング性能の高いシューズが該当するかと思います。AdidasのJapan Boost 3を持っているので、試しに平坦な河川敷コースで走ってみたのですが、最近の厚底シューズ慣れした脚にはクッショニングが十分ではないと感じられるようになってきていました。Boostフォームの反発力は高いと思うのですけれども。。。

ネット検索したところクッショニング性能の高さと軽量を売りにしているのがReebokのFloatRideフォーム。このフォームを用いたシューズを数種類用途に合わせて販売していましたが、今回はFloat Ride2.0というシューズに注目してみました。

購入してみたので紹介したいと思います。余りメディアで取り上げられていないかもしれないので少々詳し目に。。。

Reebok FloatRide2.0紹介

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Reebok Floatride2

 

  重量

重量は26.0cmで245g(片足)です。重量はZoom Fly 3と変わらないですが、履いてみるとFloat Ride2.0の方が軽く感じられました。

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Float Ride2.0 side
側面構造

白いソールがReebok独自のFloatRideフォーム。横から見たソール厚からすると厚底シューズの範疇なのかもしれません。先端も反りあがっているので、ゆりかご構造ということでしょうか。

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Heel structure
かかと部分のソール構造

先ほどの横から見た図でもわかりますが、かかとの部分がはみ出しているのですが、着地時の安定性に寄与している気がします。

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outsole
裏面

先端は反りかえっていますが、全体的にフラットな構造となっています。少し硬めでメッシュ構造なのですが、FloatRideフォームの保護以外の役割はよくわかりません。

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shoetongueless
足入れ部分

足入れ部分にシュータンはなく、伸縮性のソックライク構造となっています。次のシューレースホールと合わせて足のフィット感を高めることに寄与していると思います。

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Shoelacehole
シューレースホール

シューレースホールがこのようにプラスチックプレートに構成されていて少し伸縮性のある太めのシューレースを通します。ソックライク構造の中に足を入れるとかなりフィット感はいいのですが、このシューレースで固定することで更にフィット感が増します。靴の中も足幅2Eで、Nikeのように先端を細めていないので自然な形で足の指が収まりました。

走った感じ

走行感

早速走ってきました。

いつもの平坦な河川敷コースです。プレート入りシューズのような反発力を推進力に変えて軽快に走るという感じではなく、ナチュラルに足が回って進んでいく感じです。流行のグイグイ押し出される系に慣れてしまうと物足りないかもしれませんが、JogやRecovery Runなどに使うと気持ちよく走れるのではないかと思います。

クッショニング

一番の特徴は、やはりクッショニングの良さ。

着地時に少し沈んで戻る感じがよくわかります。薄いソール時代に感じていた着地時に足裏からひざ辺りに来る衝撃は感じません。

走り方に制限はなし!?

一方で一部の厚底シューズにある特定の走り(足の軌跡を限定される)をしなくても安定したクッショニングが得られ、一定のリズムで進んでいける感じがします。

走り始めは進みが遅い気がしますが、時間が経つにつれ走る気持ちよさを感じられるシューズではないかと思われます。

そういう意味ではペースを抑えたLSDなどにも良いのかもしれません。

本命の坂道対応力は?

今回はこのシューズでの初ランということで、いろいろな路面で試すことはしなかったのですが、河川敷に降りる際の短い下り坂を走った感じでは、着地衝撃も吸収してくれ、くるぶし辺りで捻じれたりするような不安定な動きもなく、更に靴の中でも安定した足が固定されているように感じられたので、坂対応力は高いのではと期待しています。

衝撃吸収性はFloatRideフォームにあって、足の捻じれ抑制は、フラットなソールにあるのかもしれません。靴の中の安定性はソックライク構造やシューレースでの固定だと思います。

また、次回以降で街中の坂道コースを走ってきたいと思います。乞うご期待!