over50marathoner’s blog

食と農への関心事。試行錯誤しながら手作りしてます。パン作り・自家製酵母・野菜栽培

マラソン大会ボランティア初体験

ようやくマラソン大会再開

秋も深まりつつある今日この頃、3年ぶりの開催にこぎつけられたマラソン大会のニュースを耳にすることが多くなりました。皆さんもそろそろ参加しているや間もなく参加という方も多く、または、大会開催の声を聴き、募集中の大会にエントリーしたという方もいるのではないでしょうか。

ボランティアへの参加

まだ、コロナ禍の行く末が見えなかった春のころ。2年連続でマラソン不参加が確定していたこともあり、秋の大会に参加しても苦しいだけかもという思いもあり、しかし、大会の雰囲気を感じられたらということからマラソン大会のボランティアへ登録しました。プロ野球やJリーグだけでなく、ラグビー、バスケにバレー・・・と地域スポーツは企業の宣伝活動から地域イベントへと変貌しようとしている最中、自治体が地域スポーツチームやスポーツイベントを盛り上げていこうと、それに関わるボランティアの募集から活動推進なども先導しているようです。

当日まで

応募時点では抽選とか書かれていた気がしましたが、きっと全員当選では?という感じで参加が決まり、当日に向けて準備はどんなものがあるのか?と思っていましたが、コロナ禍の影響からか、集合研修のようなものはなく、数週間前からメールが配信され、活動時に着用する帽子とウィンドブレーカーが送られてくるのみ。配信メールには活動場所が書かれており、Webサイトでマニュアルを掲載したので活動内容などを各自読んでくださいとのこと。何ともあっさりしたレクチャーでした。活動場所ごとにまとめておいてもらえるとわかりやすかったのかもしれませんが、重複部分を避けるためか全体を一つのpdfファイルでまとめてあり、個々に関係する部分をピックアップしていかなければならないという読み手からすると難解?なマニュアルとなっていました。

難解なマニュアル

そんなマニュアル。マニュアルと言っても当日のフローが書かれている程度で、詳細の作業内容やこんな場合はどうする的な詳細なFAQも書かれておらず、どちらかというと大会ガイドに近い気がします。何をするかがよく把握できなかったので、当日、集合したときにでも説明されるのだろうという気持ちで当日を迎えました。

いざ当日

自宅に近く、午前中で終る部門を選択したこともあり、ランナー参加としてよりも前に自宅を出ることになるという。。。始発間近の電車に乗るため、平日の起床時間前に家を出るという気合の入りよう(笑)

送付された帽子とウィンドブレーカーを着用し、最寄り駅に到着すると同じ格好の人が数名。何となく会釈してしまう気まずさの中で電車に乗り込みました。無事、集合時間前に到着し、点呼をすませ、IDカードを受け取りました。

活動場所に移動し、活動内容のレクチャーが始まるかと思ったら、とりあえず話を聞いて対応できなさそうならリーダーに相談するようにとのことでした。細かな手順や対応したことを記録する紙などが準備されているかと思いきや、最低限のものでしかなく、備品も段ボール詰めで中身は確認しないとわからず。後はその場で対処してくださいという感じでした。

周囲の雰囲気

活動内容が整備されていないことに同じくボランティアで集まった周りの人からは少し苛立ちの声が上がる雰囲気に。。。リーダーもボランティアで詳細は聞かされていないようでした。イベントのボランティアとして意気込んできた方々には活動前に疑問点があるとランナーなどから相談を受けたときに対応できずイザコザが起こるのではという不安もあるのかなと思います。相談する側としては十分なトレーニングを受けているものとして接してきて、それに対してこちらは何も聞いていないので・・・では何のためのスタッフなの?って思われても仕方ないですからね。

事態を把握

ということなので自分としてはあまり張り切ることなく相談に来たランナーなどの話を聞いて落ち着かせ、予備のある忘れ物などは渡してあげて、それ以外は一時話を預かるくらいですべてをその場で解決しないという方針で臨みました。

きっと細かな対応をしなければならない人をボランティアで募集し、当日まで研修もせず実践投入なんてしないということだと悟りました。日頃大会に参加し目にするスタッフの方は自治体に登録されているような団体の方や大学生などでどこのだれかが分かっていて、召集をかけて集めた統制の取れる人たちなんだろうなということです。

IDカードの色にもウィンドブレーカーの形も少しずつ違いがあり区別されているようでした。

イベント開催側も危ない橋は渡れないですからね。

無事終了

そんな活動ですが、ランナー受付の1時間くらいが対応のピークでそれ以外はランナーはコース上にいるのでほとんど活動はなし。ということであっけなく無事終了です。

午後の部隊の方が来た時、同様に不安がっている様子でしたが、『笑顔で話を聞いてあげて、わからないことはリーダーに伝えればOK!』と言ってあげました。少しご不満なようでしたが。。。まぁ、やればわかる、きっと

分相応な対応

とりあえず、久しぶりに開催されるマラソン大会にチョット嚙ませてもらえれば的な気持ちでボランティア参加をしたわけで、主催者側もそれほど主要な業務に配置するわけにもいかないからか自分にとってはWin-Winな感じで丁度良かったと思います。

ボランティア活動をライフワーク的に捉えている方にとっては物足りなさがあったかもしれませんが、きっとそういう業務はそれなりの団体に所属しないと周ってこないのでは?というのが本日の実感です。

今回の経験がきっかけとなって、更に奥深いところまで関わりたいという方は、資格取得講座のようなものもあると自治体のサイトにも書かれていた気がしたのでそういうので研鑽を積んでいくのが必要なのかと思います。

とりあえず半日お疲れ様でした。