ランニングを継続できるようにするために 目標管理のため記録を付ける便利な手法
記録をつける
長くランニングを楽しめるようにするため、カラダを動かす習慣づけができる『目標設定』をしましょうといいました。
目標が決まったら実行あるのみ。
そこで、目標に向けて着実に歩んでいることを実感できるようにするために、取り組んだことを『記録』に残しましょう。
以前であれば、日記風の日付入りノートでも買って
- 今日は近くの公園を10分間歩いた
- 帰宅時に一つ前の駅から最寄り駅まで歩いた
などなど書き込んだりしていたかもしれません。
今やPCやスマホ、ネット環境も整っていますので、ノートに記録すると思う方も少数派でしょうか。
私もその一人。記録はデジタルで残すようにしましょう。
デジタルで記録を残す
オフィス系のソフトでExcelなどが利用可能であれば、日付と取り組んだ時間や距離を入力すれば記録を残せますよね。
グラフとして処理できたり、1週間、1か月、1年間と集計すれば、取り組んだ結果の推移を一目瞭然で確認できたりします。
そうやって自己流の記録を付けていくのも楽しいですよね。
記録を取るためのツール
Excelに記録していくのは面倒という方もいるかと思います。
- 走ることに集中したい。
- それ以外の手間はできる限る省きたい。。。
その気持ちはよくわかります。
取り組む内容にもよりますが、時間や距離を目標達成のための指標として記録する場合、スマホのアプリでできます。
トレーニングアプリを探してスマホにダウンロードしておけば記録するのは簡単です。
この類のアプリではありがたいことに一定期間ごとの集計やグラフ化は当たり前のようにやってくれます。
例えば、Stravaというアプリ
スマホを携帯してアプリを起動、ランニングすると走った距離や時間、ペースなどが記録されます。
記録はPC上ではこのように確認できます。
まずは、ランニングの各記録
これは、個々のランニングの記録です。こちらでは、ランニングした距離やかかった時間、平均ペースなどが記録されています。
また、どのあたりを走ったのかを地図で確認できますし、ペースの推移(下の青線)や走ったコースの高低差(下のグレー線)も確認できます。
高低差に対し、ペースの変化を解析してみたり、後半になるとペースがどうだったとか課題出しに使ったり活用できます。
次に期間ごとのまとめ
4週間ごとの取り組んだ日と隔週でのトレーニング時間
いつ実施したかは真ん中のカレンダーの●の有り無しで、また、●の大きさでその日の取り組んだ時間や距離の長さがわかります。
右の1週間ごとのトレーニング時間を比較すると週ごとの時間の変化も確認できます。
1周目に対し、2,3週目は長い時間取り組めたので、今週(4週目)は少し落とすかといったトレーニング量の調整にも使えたりします。
最近1年間のトレーニング時間(週ごと)
1年間を通じてトレーニング時間や距離、獲得標高ごとに1週間ごとの変化を確認できます。
週ごと月ごとの練習量に大きな差が出たかどうかを見つけたり、距離と時間と獲得標高を合わせてみると、平坦なところでペースを速めに走ったとか、坂道でのトレーニングが多かったとか、期間ごとのトレーニング傾向の振り返りができたりします。
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トレーニング内容を見直す
こういった記録をデジタルで付けておけば、トレーニング過程を振り返られます。
先ほど振り返り方を少し説明しましたが、それ以外でも、疲労感が溜まった気がするといった時に、原因を探ったりすることも可能です。ケガの予防などにも利用できそうですね。
そのため記録しておくことは大切です。
おすすめはGPSウォッチ
こういった記録を付けるために、ランニングするときにスマホを携帯するのが面倒とか、ランニング中にもペースや距離を確認したいという方は、GPS機能が付いたランニングウォッチ(GPSウォッチ)を使ってみてください。
次のようなGPSウォッチをアプリと連携して使えば、トレーニングの際、スマホを携帯しなくてもよく、スタートとゴール時点でそれぞれウォッチをクリックすれば、アプリにそのトレーニング内容が記録されます。
有名なところでは、GarminというメーカーのGPSウォッチ
私も愛用しているもので、長く続けていきたいというのであれば、ぜひとも揃えていただきたいと思ってます。
いずれも走りながら走行距離や時間、ペースの確認ができます。
他にもスマホと連携して使えるので、
- 電話の着信
- メール、SNSの着信
も表示されます。(Bluetooth連携なので、スマホの携帯は必須です)
設定をすれば、
- 一定時間運動していないとバイブして指示
- 一日の運動量に対し現状がどの程度か表示
などの機能もあります。
相違点
操作性
- Apple Watchはタッチパネル操作中心
- Garminはボタン操作
となること。
というのが基本的な使い方かと思います。
ですので、ランニングなど特定のトレーニングに特化した機能を使いたいというのであればGarminを、いろんなアプリを選んでトレーニングに活用したいというのであれば、Apple Watchをお勧めします。
まとめ
長くランニングを続けるために、目標設定をしたら日々の取り組みを記録しましょう。
記録することで、取り組んだ過程を振り返られ、着実に目標に近づいていることを実感できます。
記録する方法は多種多様ですが、アプリを利用して記録していきましょう。個々の記録を入力すれば、振り返るのに便利な取りまとめは勝手にしてくれます。
振り返ることで疲労感の原因を探り、練習量の調整をしたりもできます。
記録の入力も面倒であるなら、GPS ウォッチを購入するのをお勧めします。アプリとの連携も簡単で、スタート、ゴールでクリックするだけ。あとは連携したアプリにお任せ。